2017/10/30

QGISで地理院タイル

QGISで地理院タイルを背景として表示する手順です.

まずは,TileLayer Pluginを使えるようにする必要があります.
まずは,プラグイン→プラグインの管理とインストール メニューを出します.

検索窓で,tilelayer と入力すると,TileLayer Pluginが表示されると思いますので,インストールします.

そうすると,Webメニューにタイルレイヤプラグインが追加されます.QGIS 2.18.13をインストールして初回に起動した直後にこれをやったら,失敗しました.原因は分かりませんが,プラグインの読み込み自体が出来ていませんでした.プラグインを一旦アンインストールして,QGISを再起動して,問題なく動きました.



タイル情報は別途設定する必要がありますが,TileLayer Plugin作者のminouraさんのGitHubからダウンロードできます.
https://gist.github.com/minorua/7654132

基本的には,
https://gist.github.com/minorua/7654132#file-gsimaps-tsv
を持ってくれば十分です(GSIMaps.tsv)が,[Download ZIP] ボタンで,2つの tsv ファイルを取得できます.

この時,「明確な保存場所」を自分で決めておいてください.ディレクトリを消したり移動したりしてしまうと,QGISが落ちます.
左下の[設定]ボタンから,ZIPを解凍したディレクトリを指定します.この操作は次回以降省略できます.
表示したいレイヤーを選択して[追加]ボタンを押します.
淡色地図で日本付近を拡大すると,以下のような感じで表示できます.



各点の属性情報は,レイヤパネルにあるレイヤで右クリックすると出て来るメニューの「属性テーブルを開く」を選択すると見ることが出来ます.


ただ,これで表が表示されても,どの点の情報なのか分からなくて使い物になりません...各点の属性を見るには,上部にある操作メニューアイコンのうち,地物情報表示ボタン(iに矢印)を押して,対象の点をクリックすると右側に地物情報パネルが出てきます.その中の,(アクション)の下のアイコンをクリックすると,その点の地物情報が表示されます.各点の情報を見るにはこっちの方が良いと思います.